高次脳障害者の投資日記

高次脳障害者が投資にチャレンジしている日記

プロフィール

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初めましてJinといいます。

 高次脳障害者です。

このブログでは、高次脳障害者でも投資(つまりお金儲けですね)ができるんだ!

という事をみんなに知ってもらいたくて始めました。

皆さんは高次脳障害ってご存知ですか?

知らない人はググってください。

 

簡単ですが私の病歴を記述しておきます。

 

2007年4月頃:

原因不明の息切れが酷くなり病院をタライ回しにされる。

喘息と言われたり、心の病と言われ心療内科に行け!と言われたりしました。

 

2007年9月頃:

実家の近所に腕の良い先生が開業すると聞き受診する。

この頃には平地を歩くだけで息切れし、同じ階にあるトイレに行くのにも一苦労でした。

そこの病院で遂に病名が判明しました。

抗リン脂質抗体症候群」という病気でした。

詳しくはググっ(略)

速攻入院を勧められましたが、仕事の納品が間近のため、

「仕事の納品が終わるまでは入院できません。」とキッパリと即答しました。

私は仕事に命をかける漢なのです!

「命と仕事、どっちが大事ですか?このままではあと1ヶ月後には死んでるかもしれませんよ?」

と言われ「命です。」とサラッと前言撤回したことを覚えています。

それから3日後には入院していました。

どうも先生が裏から手を回してくれたみたいです。

(後から知ったのですが先生が開業前に勤めていた病院だったそうです。)

その後約90日入院していました。

退院後2週間後に妻が第2子を出産し、なんとか立ち会い出産はできました。

 

2017年9月頃:

前回の入院から約10年程「抗リン脂質抗体症候群」を見つけてくれた先生の所に通っていましたが、

だんだんと、また、息切れが酷くなってきたので先生に相談した所、

大きな病院で検査することになりました。

そこの病院で肺高血圧と診断され、「治療は当院では無理、別の病院を紹介するから、

そっちに行ってください。」と、また、たらい回しされました。

その後に紹介された病院で検査入院することになりましたが、

なんとまさかの4ヶ月待ちで来年の1月に検査入院することになりました。

 

2018年1月29日:

ぎりぎり1月に入院しました。

予定では10日程の入院でしたが、検査の結果が想定以上に悪く、このまま手術することになりました。

普通は肺動脈の血圧は5~10であり25を超えると肺高血圧と診断されるそうですが、

私の血圧は64もあったそうです。

全身の血圧に換算すると800を超えるレベルだそうです。

明日に死んでもおかしくないといわれました。

ここで私は究極の選択を迫られました。

つまり開胸手術するか、しないかです。

このまま開胸手術しない場合は3年後に生きている確率は10%以下ということです。

もし開胸手術した場合は10年後に生きている確率は90%以上ですが、開胸手術自体の死亡率は実績ベースで12%もありました。

さて、私はどうしたとおもいます?

答えは「開胸手術する」でした。

手術すると決めても、手術日がなかなか決まりませんでした。

2月の中頃に3月6日にきまりました。

正直、明日に死ぬかもと言われていた割に手術が遅いなぁと思いました。

 

ちなみに仕事の方は忙しくPM(プロジェクトマネージャー)として納品を3つも抱えていましたが、

10日程の検査入院だったこともあり、引き継ぎを10日分しかしていませんでした。

急遽、代理人に病院に来てもらい引き継ぎをしました。

また、有給の残りが13日しかなかったので、1月29日から休職にしてもらいました。

ちなみに休職期間は1年取ったので、このブログを書いている現在(2018年12月8日)では絶賛休職中でございます。

 

2018年3月6日:

手術しました。

というか、手術前日から当日にかけて記憶がありません。

よっぽどビビッていたんでしょうね。

 

2018年3月10日頃:

ここら辺は麻酔が効いていて虚覚えですが、

4日目位に目が覚めたと思います。

人工心肺が喉の奥まで刺さっており、

痛かった記憶があります。

その後20日ICUにいました。

人工心肺期間が長かったので声帯が麻痺してしまい4月初め頃まで水が飲めずに点滴で水分&栄養補給していました。

また、5月中頃まで話せませんでした。

主に筆談していました。

 

4月中頃に脳梗塞と高次脳障害が起きていることを知らされました。

私の場合「抗リン脂質抗体症候群」の影響で肺に血栓が大量にあるため肺高血圧になっていました。

開胸手術はこの血栓を除去するために行われました。

取り残した血栓カテーテル治療で血管を広げる手術を4回程追加で行うそうです。

脳梗塞は手術の時に剥離した欠片が脳に飛んで詰まったようです。

高次脳障害の方は、私が受けた術式は体を冷やして低体温にして血流を止めて手術するものでした。

脳に血流が行かない時間が長かったため、高次脳障害が起きたと説明を受けました。

 

2018年5月1日:

脳梗塞と高次脳障害のリハビリのため、リハビリに力を入れている病院に転院しました。

 

2018年7月28日:

リハビリに健康保険が適応できる限界がきたので強制退院させられました。

以降、自宅療養しています。

 

ざっとこんなところです。

 

投資は自己責任だよっ!